妻をめとらば

2011年1月20日 [日記・雑記]

「妻をめとらば」(柳沢きみお著)を読みました。

なんというサラリーマン残酷物語。

以下少々ネタバレ
---

一流大学を出て証券会社に入社した八一が忙しい仕事に
追われながら結婚を夢見て色々な女性と出会っていき、
恋愛と仕事に消耗していくというストーリー。

恋愛は色々するし出会いはあるけれどなにか決定打がないという
迷える男性はこれを読むとミラクルパンチを撃たれるかもしれません。

主人公の八一が沢山の女性と出会い失恋をするんですが
とにかく優柔不断で煮え切らない。
あの子も可愛い、でも今の彼女を傷つけたら可哀そう、
でも元彼女が登場すると今度は元彼女がやっぱり一番・・・と悩み、
ハッキリしなければ・・・と思いつつもダラダラと
煮え切らない態度を取ります。

付き合ってもマンネリで飽きてきて他の子に目が行ってしまい、
いざ別れて他の子と付き合うと今度は別れた元彼女がキラキラして
見えて激しく後悔。

女の子が「もう無理だね」と悟って去っていこうとすると
全力で追いかけます。

登場するサラリーマンたちの言葉が結婚とは・・・人生とは・・・
とズシっときます。

そして結婚ってなんだろう・・・ってブルブルします。。。

« 漫画 | メイン | 雑記 »