小池真理子「冬の伽藍」

2008年9月28日 [映画・ドラマ・本]

小池真理子さんの「冬の伽藍」を読みました。

うーん、この方に大人の恋愛小説を書かせたらすごいです!!

濃いです。
今回も禁断の恋、そして恋愛における愛憎が表現されています。
軽井沢の冬の景色や、登場人物の心情がグッと迫ってきます。
こういう世界って例えばテレビや映画には表現しきれないと思う。
1冊通して文字を追うからこそリアルに感じるし
切ないと思ってしまうのです。

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