毎日進撃の巨人について考えている

2021年2月 9日 [映画・ドラマ・本]

ここのところ毎日進撃の巨人について考えてしまいます。
考えすぎてマインドマップまで作りました 笑

長年、食物連鎖の頂点に立ってきた人類の前に「人間を食べる」という絶対的な脅威が現れた時、人類は果たしてどうなるのかっていうのが一つのテーマとしてある気がするのだけれど、それって今のコロナも少し似てるなと。

脅威が現れた時、人類は争いをやめて映画「アルマゲドン」のように一致団結してその敵に立ち向かい始めるのかと思いきや、実際は人間同士の争いは無くならない。
お互いが自分にとっての都合や正義を押し付けて話し合いの席につけない。

巨人に壁が壊された時も、人々の怒りや憎しみは巨人だけではなく人間同士にも向けられていたし、ガビの「あんたはそれ(敵が奪われ虐げられたの)を見たの?」「私は見てない」というセリフにもあるように、見てないもの、見たくないものには蓋をするのに力をもって正義だけは振りかざす。

結局どんなに人類が進化を遂げてきたと言っても強いものが弱いものを飲みこむという食物連鎖は抜け出せないんだなと。

今は「これが自由の代償と分かっていたなら払わなかった」と「壁の中で人を愛せ。でなければ繰り返すだけだ」というセリフが頭の中でグルグル回っています。

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