川崎 草志「長い腕」

2008年4月29日 [映画・ドラマ・本]

第21回横溝正史ミステリ大賞受賞作ということで読んでみました。

怖い。。。
そもそも装丁からして怖い。
「歪み」がテーマとして書かれている一冊です。

最後の方はもう殆どホラーになってました(涙)
夜中に一人で読むことはお勧めしません。

内容は
主人公が勤めるゲーム制作会社で起った転落無理心中事件と、
ふるさとの田舎町の女子中学生による猟銃射殺事件、その他のいくつかの
一見バラバラに見える事件には実はある共通点が・・・というもの。

著者はゲーム会社で実際に働いていたそうで、ゲーム会社の描写が
すごくリアルでした。ゲームを作るのって大変なのですね~

« 贅沢な週末 | メイン | しりしり »